後縦靱帯骨化症を治療する|病気の進行を防ぐ

骨を強くする方法

女の人

骨粗鬆症になったら骨を強くする治療としてカルシウムを摂取すると良く、牛乳やヨーグルトを食べると良いです。生活を見直す事で骨粗鬆症は改善するため、サプリメントの利用では必要な栄養素を効率良く吸収できます。

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事故や合併症を防ぐために

睡眠

睡眠中に気道が塞がれ、一晩に何度も呼吸が止まる病気が睡眠時無呼吸症候群です。肥満体型の男性に多い病気ですが、顎の小さい人や女性にも発症リスクがあります。覚醒時の強い眠気が主要な症状で、運転中の事故や心臓病・脳卒中・糖尿病の原因にもなります。治療はCPAPと呼ばれる経鼻的持続陽圧呼吸療法が中心です。

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聴力低下を伴う脳腫瘍

病院

耳が聴こえなくなる原因にはいろいろな病気が考えられます。原因の1つとして挙げられる聴神経腫瘍は良性脳腫瘍の一種で、病状はゆっくりと進行します。腫瘍が小さければ手術をせずに経過観察も可能です。腫瘍が4センチ以上なら手術で摘出するのが一般的ですが、手術が難しい症例でも放射線療法が効果を発揮します。

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日本人に多い靭帯骨化

院内

経過観察の重要性

首付近の痛みや指先の痛み・しびれなどの症状が発生した場合は、頚椎脊柱管狭窄症が疑われます。しかしながらこれとよく似た症状の原因として、後縦靱帯骨化症の可能性もあります。この病気は脊髄の前方にある後縦靱帯という組織が硬くなり、骨化して肥大することで発症します。骨化した部分が神経を圧迫することで痛みやしびれが発生するのです。後縦靱帯骨化症は日本人に多いことでも知られています。その理由には遺伝的要因が関わっていると考えられます。後縦靱帯が骨化・肥大している人に必ず症状が表れるとは限りません。自覚症状がほとんどない人も多くいます。他の病気の検査でCTスキャンやMRIを受け、偶然発見されるという例も少なくありません。後縦靱帯骨化症と診断された場合でも、症状が軽い患者さんに対しては保存療法が行われます。痛みの範囲が首や手・腕にとどまっていれば、頚椎カラーと呼ばれる専用の外固定装具を首に装着することで症状を軽減できます。また消炎鎮痛剤や筋弛緩剤による薬物療法も有効です。無症状の人でも経過観察のため定期的に整形外科を受診することで、症状発生時にも迅速に対応できるのです。

脊髄症状が表れたら要注意

後縦靱帯骨化症の症状が進んでくると、痛みやしびれは上半身だけでなく下半身にも及んできます。歩行障害や運動障害の他、排便や排尿にも影響が出てきます。症状は通常ゆっくりと進行しますが、転倒による衝撃で麻痺症状が急激に表れる例もあるので注意が必要です。こうした脊髄症状が見られる患者さんを治すために、整形外科では手術による治療も実施しています。頚椎の手術は除圧固定術と脊柱管拡大術の2種類があります。前者は神経を圧迫している骨化部位を除去する方法、後者は文字通り脊柱管を広げて神経圧迫を解放させる方法です。神経の圧迫されている範囲が狭い場合は除圧固定術を選択する例が多くなります。腰椎の手術では脊柱管拡大術を選ぶのが普通です。いずれの手術でも術後には一定期間のリハビリが必要となります。後縦靱帯骨化症の治療では、首の痛みや指先のしびれといった初期症状をいかに早く認識するかが鍵となります。この段階で適切な治療を開始できれば、手術を要するほど症状が悪化することも少ないものです。首や腕の痛みは疲れのせいと考えがちですが、少しでも疑わしい部分があったら整形外科で医師に相談するといいでしょう。